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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2014年6月10日火曜日

松陽ナイン、勝って勝って勝ちまくれ!

日曜日、岡山県立玉島商業高校を訪問しました。
学校から100m南にある古い野球場、玉島商業高校専用球場が舞台です。
この球場で、松陽ナインは二試合練習試合を行いました。

一戦目は、香川県立坂出商業高校との対戦です。
試合結果は
坂商 003 300 5 11
松陽 000 000 0 0
コールド負けです。
坂出商業は、プルヒッターはいませんでした。しかし9名全員が白球に集中していました。
出塁すれば、バントで送り、得点圏に走者が進めば、しっかりとミートして内野手の頭を越えるヒットを放つ。一つのチャンスを繋いで繋いで得点に繋げるという、全員野球の強い意思を感じる野球でした。

二戦目は、ホストチーム玉島商業高校との対戦です。
試合結果は
玉商 600 020 020 10
松陽 000 011 000 2
両チームとも二戦目で、3年生から1年生まで、沢山の選手が出場する試合となりました。
玉島商業も、どんどんと次塁を狙う貪欲さがありました。初回で点差のついた試合となりましたが、途中出場する選手は皆、アピールに余念がありませんでした。注目したのは、7回から登板した一年生投手西君です。右投げの本格派で、投げるフォームに惚れ惚れしました。制球はこれから付けていくというところでしょうが、投球は魅力に溢れていました。

方や松陽ナイン
早いイニングで大量点を失い、中盤粘りを見せるものの、終盤に追加点を許して敗戦色に染まってしまう、という残念至極な試合でした。

野球の技量だけを見れば、松陽ナインはワンサイドゲームで負けるチームではありません。
足りないとすれば、『負けん気』です。

投手へ
先発する投手は、不安なものです。球を制球できるか、ストライクを取れるか、フォームは安定しているか...etc
滑り出しがよければ、その流れのままに試合に入ることができますが、不安が的中すれば、修正に必死になって、試合に集中できなくなります。ですからマウンドに立つ投手は、あらかじめ『打者と対戦する気構え』を心に充満させなければいけません。不安を払拭して、打者とゲームをする楽しみで心を満たさなければなりません。この集中状態が、自分の力を十分に引き出す鍵だと思います。

野手へ
野球は9回の長丁場で戦います。先に試合の流れが相手にあっても、我慢をし、耐えしのぐことによって、一度は必ず、流れがこちらに変わるのが野球であります。
松陽ナインは、得点力のあるチームです。ですから自分たちの力を信じて、
序盤、ピンチを迎えても、一点もやらないプレッシャーでがんじがらめになるのではなく、アウトカウントを確実に取って、最少失点で切り抜けるプレーに徹することです。
野手が挑戦的なプレー(ファインプレー)を行って良いのは、試合の流れに関係ないとき、もしくは試合が決する危険があるときだけです。しっかりと捕球し、しっかりと目指す塁に送球する、しっかりと進塁を防ぐプレーこそが、相手にプレッシャーを与える最大の防御だと思います。

打撃陣へ
野球のプレーの中で、特に好不調の波があるのが打撃だと云われます。不調になれば、投手と同様、フォームばかりが気になって、投手と対戦する勝負への集中力がそがれます。ですから打者は、与えられた使命を成功させる事だけに集中して打席に立つことです。自信なさげの小さいフォームになっているのであれば、大きくゆったり構え治せば良い。そして白球に最後まで目を切らさずに、打つ方向に、しっかりとそして強くミートする。そして全力で次塁に駈ける。この集中した攻撃と全力プレーこそが、相手にプレッシャーを与える最大の攻撃だと思います。

そして松陽ナインへ
野球は9回の長丁場、とはいってもたかが2時間余りでほとんどの試合は決します。
この2時間余りの試合の中で、チャンスに得点し、ピンチを凌ぐ先に勝利があります。
ですから、一人ではなく、全員が、球場に入った時から、戦う気持ちに心を集中させなければなりません。
試合が出来る喜びを、試合会場に感謝し、対戦相手に感謝し、チームに感謝し、応援に感謝して下さい。そして試合に勝った喜びをともに分かち合うために、試合が終わるゲームセットの瞬間まで勝つことだけに集中して下さい。

最後に物を言うのは『勝利を信んる』気持ちです。
最後の瞬間まで、勝って勝って勝ちまくって下さい。

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