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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2014年3月22日土曜日

エール

息子耕太郎は、いよいよ最後の夏を迎えます。硬式野球に憧れて、高校野球で試合をすることに憧れて、休まずトレーニングに励み、体を作ってきました。
しかし、三月、試合が解禁されてから、練習試合で思う様に結果が出ない、それが表面に出ない焦りとなって、空回りに始まり、そして最近ではあきらめの雰囲気さえ漂わせる様になりました。

自分の力ではどうしようも出来ない事は確かにある。だけどゴールが決まっている中で、そんなことに憤ったり諦めたりするよりも、ただ全力を出し切ってゴールを目指すことこそ重要だ。
これからの長い人生、行く先々で幾つもの目標に挑まなければならないし、そこには必ず、試練が待っているものだ。試練を越えて目標に到達できることもあれば、試練に打ち負かされることもある。重要なのは、一つ一つのチャレンジで自分の力を出し切れたかどうか、と云うことではないかと思う。
目標に到達できたのであれば、自分のため、そして後に続く者のために、歩んだ道をより良い道に整備しなければならないし、さらに高い目標、もくしは別の目標に向かう準備をしなければならない。
たとえ打ち負かされたとしても、やりきったという思いがあれば、敗因はただ自分の力不足であったというだけである。再びチャレンジする時、「己を知り相手を知れば百戦危うからず」の格言が示す通り、必ず道を開くことが出来る。

Action:まずは力不足を解消し、
Plan:確かな計画を立て、
Do:誠意も持って実践し、
Check:常に進捗管理を怠らなければ
必ず目標に到達することが出来る。

だからどんなチャレンジも、どんな結果も、次のチャレンジに生かせる様に、全力を出し切らなければいけないと思う。もったいない、と思う。
そして、どんなチャレンジにも、行動にも
まず、準備をし、段取りを確認し
計画を立て、
実践し、
評価し、
改善を繰り返して前に進む
そして後片付けをして綺麗に終わる
を、当たり前に出来る様、心掛けなければならない、と思う。

耕太郎は、不自由な環境しか与えられなかった中で、その中で、一生懸命、野球に打ち込んでくれたと思う。野球を好きになってくれたと思う。
だから、ラストスパート
もうあれこれ悩まず、出来ることは全てやったと気持ちを吹っ切って、チームにできること、自分に出来ることに、全力で向き合って欲しいと思う。
そして、高校野球にチャレンジする始まりに抱いた気持ちを、今こそ思い出して、ラストスパートを全力で楽しんで欲しいと思う。

このエールを、耕太郎、そして仲間達全員に贈ります。

1 件のコメント:

  1. 野球ができるという全ての事に感謝して、最後の夏精一杯楽しんで苦しんで、そして頑張って欲しいです!

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