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映画『オッペンハイマー』を観ました。

”nearly zero(ほぼゼロ)” 先週、映画『オッペンハイマー』を観てきました。期待に違わぬ、クリストファー・ノーランの映画でした。 ノーランは、オッペンハイマーという人物の上昇と転落の物語を通じて、科学者の、もっといえば人間の、探究欲や嫉妬心にはブレーキが利かないという、...

2011年5月10日火曜日

鹿島中3年生、修学旅行に出発

妻が6時半前に車で、息子を学校まで送っていきました。

二泊三日の旅行の中で、沢山の爽やかで微笑ましい、また面白き武勇伝なるエピソードが、彼らの中で沢山起こることを期待してしまいます。

団体旅行、修学旅行のルール、本分を逸脱せぬ範囲で、仲間と共に訪れる旅先で、見るもの聞くものに心躍るか否か、また、今回は『体験する』というコーナーが設けられていて、そこでも積極的に参加して楽しめるか否か、好奇心の旺盛さ、積極性が試されます。ちっぽけなガードやしょうもない羞恥心など捨てて、但、敬意と礼節を持って楽しみ尽くしてくれたらと願うばかりです。

旅先は長崎、熊本・阿蘇です。

第1日目、今日ですが、午後長崎に着、数時間の班別市内探訪の後、夜、宿泊先のホテルで66年前の長崎原子爆弾の被害者である被爆体験者の方からの講話を聴きます。

2日目は、午前中、平和公園で平和式典に参加、そして現存する負の遺産が展示されている原爆資料館見学。
午後からフェリーで熊本に移動、阿蘇農村村アピカに着後、班ごとにホームスティ先の民家に移動。

3日目は、午前中、各ホームスティ先が工夫を凝らして用意された体験学習を行い、そして退村。帰路につきます。

例年、この季節は天候が安定しているものですが、今年は、冬の寒波も3月まで居続け、その後は菜種梅雨かとおもわれた雨も5月に入っても治まることなく、このまま本格的な梅雨になってしまうのかと、おかしな天候に不安を感じますが、それはそれとして、

この行程、この期間の現地の天候予報は『雨』です。

長崎での班行動は班でルートを決めて行動するとの事で、ここで何を書いてもどうしようもないですが、ただ、雨の長崎を闊歩した、なんて後で思い出したとき、強い印象として残るでしょう。

また熊本では、阿蘇の遠大な風景の中で雨雲が動きゆく様、雲間から漏れる光芒の神々しさなど普段望む事のない風景を間近にして、まだ理由はハッキリせずとも心が揺り起こされるほどの感動を味わう事が出来ればどんなに素晴らしいでしょう。

ただ、雨に濡れたことにより体調を崩して、この修学旅行で楽しみにしていた事柄が十分に堪能できない生徒が、一人でも出ない事を祈っています。

引率の先生方、また現地で迎えて下さる方々、どうぞ宜しくお願い致します。


p.s.
本文の中で触れた異常気象ですが、今回の旅行直前に日本からそう遠くない海域で台風1号が発生。普段なら西に直進して大陸で消滅するものですが、二日前の予想では、ピタリ5/10~12に再接近する予報が出ていました。現在の天気予報では、台風1号(アイレー)は暴風圏はありませんが、以前台風としての勢力は維持し、速ければ5/12早朝に南九州に上陸する予報が出ています。

現在、長崎市内には、『強風』『雷』『濃霧』注意報が出ています。
そして、午後から明日にかけ,激しい雨が降るという天気概要も出ています。

熊本・阿蘇地方には、『雷』注意報が出ています。
そして、明日は、ところにより急な雷を伴う激しい雨(属にいうゲリラ豪雨)が起こるという天気概要が出ていいます。

雨で、旅行の楽しさに『水をさされた(邪魔をされた、気分を害された)』と思うか、これも面白いと思うか、帰って来てから息子に尋ねたいと思います。

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